男の本音1. “ほっとけない女”の前ではヒーローになれる!



――困っている相手を手助けすることで、男性は“ヒーロー”になることができます。女性が一人でなんでもできてしまえば、男性は自分の出番や見せ場がなくなってしまうのです。つまり、しっかり者女子の前では、男はその子のヒーロにはなれません。

ときには“できないフリ”も大事
男には庇護欲があります。か弱く見える人物を、自分が守ってあげたいと感じる欲求です。それは彼女がいようといまいと、奥さんがいようといまいと、男性は困っている相手や危なっかしい女性をみたら、自然に「助けてあげたい」という感情が湧いてしまうのです。

よくできた彼女が相手だと男らしさを発揮できる場面が少なくて、「俺がいなくても大丈夫だろ」とふてくれさてしまいます。そのため、男性の前では“できないフリ”をすることも、ときには大事なのです。あえてやってもらうことで、男性を喜ばすことができるのです。

男の本音2. “ほっとけない女”にプライドが満たされる



――男性は女性に認めてもらいたい、尊敬されたいと心の奥では思っているもの。簡単に言えば、“相手の女性が知らないことを教えてやること”でその欲求は満たされ、男のテンションは上がります。普段は奥手にみえる男性だって、自分のことを認めて欲しいと思っています。本当は自分が知ってることを教えたくて、自分の知識を披露したくてウズウズしてるのです。

“教えてもらう”スタンスで!
女性に「えー、それどんなのー?」「わかんない、教えて!」と言われたら、「しょうがねえな~もう」と言いながら内心ニヤニヤなのです。「え? お前そんなことも知らないの? アホやな~」と意気揚々と教えてくれるでしょう。

男性は女性と対等になることを望んではいないのです。自分を立ててくれる女性が好きなのです。自分が優位な立場だと、一緒にいて気分がよくなってしまうんです。男のプライドをいい具合にくすぐるには“教わること”と“教えてもらうこと”なのです。

男の本音3. “ほっとけない女”って、最後には一緒にいて疲れてしまう


かわいく思えるのは最初だけ
段取りが悪くてどんくさいからこそほっとけなかったのに、次第にそのことにイライラしはじめます。初めは、自由奔放で行動が予測できない危なっかしい女子が魅力的に思えたとしても、いつまでもそのままではこの先も一緒にはいられません。

男性の優しさに甘えて“愛されキャラ女子”を気取っていると、とんでもないしっぺ返しを食らうことになるのです。

“ほっとけない女”は期間限定モノ



男性の“ほっとけない感情”は、ずっと続くものではありません。また、男性がほっとけない女性側の方も、いつまでも若いままではいられません。男性がなんでもやってくれて、自分が失敗してもなんでも許されて……というのは“今だけ”のもの。男性の保護本能は年とともに変わります。男性からのチヤホヤを永遠に受けられる女性などいないのです。

しっかり者のきちんとした女性は、恋愛のシーンにおいて男性にとってはつまらない存在に映ることも確かにあります。しかし、甘えベタな女性は“いい歳して何もできない痛いBBA”になることはありません。頼りになるしっかりした女性は、仕事も家庭も安心して任されるようになるのです。

「私って自分でなんでもやっちゃって、かわいげのない女かな?」なんて落ち込むことはありません。男性は女性から頼られたら気分がいいものですが、頼られっぱなしだと次第に面倒くさくなります。最初はほっとけなくとも、そのうち放置したくなるのです。
最後は“自分自身の力で努力してきた女性”こそが選ばれるということを覚えておきましょう。